短い記号ゆっくりと なんにもしたくないなんにもかんがえたくないだれにもあいたくないだれともはなしたくないのどのおくがいたくてなきそうになってることにきづくないてもいいんだけどないて... 2019.12.21短い記号
短い記号ほんとはね あなたの さよならを 引き止めないのはわたしの さよならが まがいものだからお互いのためだよ うん そうだね なんてあなただけのためだよ キレイごと いらないあ... 2019.12.20短い記号
短い記号他愛ない話 きみが 遠く離れたから愛しさが可哀想なわけではなくぼくが 蔑ろにされたその事が許せないだけだったんだ忘れられない事もしあわせな記憶ではなく 痛みばかり貰ったもの... 2019.12.19短い記号
短い記号あるがまま 毎日 一緒に寝て 起きてでも それに 飽きちゃって 飛び出してそれでも ごはん時には 帰って来て毎日 朝 昼 晩それから 晩は来なくなって 朝 昼それから 朝だ... 2019.12.18短い記号
物 語あのときの僕の話をしよう 8 その36僕が言い出さなければ彼女からその話が出ることはないだろう。相応しくないとか、わたしのためっていうのはイヤだとか、なんだかんだ余計なことを考えてどうせ彼女... 2018.08.11物 語
物 語あのときの僕の話をしよう 7 その31気落ちする彼女を抱き締めて、口移しでシャンパンを注ぎ込む。大丈夫、サプライズがきみにとって本当の意味で驚きだったことは残念だけど、僕はこんなにきみを愛し... 2018.08.10物 語
物 語あのときの僕の話をしよう 6 その26どれだけ寂しくても、どれだけ不安でも、容赦なく陽は昇り朝はやって来る。昨日の夜抱き締めた彼女のぬくもりは消え去っていて、体温の低い僕はひとりで上手にから... 2018.08.09物 語
物 語あのときの僕の話をしよう 5 その21「じゃあ僕のためだったら結婚してくれる?」なるべく不自然にならないように、それとなく彼女に伺う形で僕は産まれて初めてのプロポーズを終えた。「それが本音な... 2018.08.08物 語
物 語あのときの僕の話をしよう 4 その16「こんなに好きなんだけどな」抱き締めても溶け合わない、混ざり合ったりはしないふたつのからだ。そうか、こんなとき彼女が言うように「溶けてひとつになれば」彼... 2018.08.07物 語