日常 2020.01.04短い記号短文ひとりごと気持ち目を覚ますと 僕の視線が アラームみたいに きみを起こす もう少し寝ててもいいんだよって言うと 一緒にいる時間が減るからって目をこする 同じ部屋にいるんだから変わらないよ それなのに もうキッチンで コーヒーをいれてる僕のために生まれて来て 僕のために生きてる なんて 歯が浮きそうなことを 真顔で言うきみ 何をすれば嬉しいかな 何を望んでるかな なんて 普通に訊けないから 少しだけ焦る冷めたコーヒーを飲みながら きみを想う朝 いつもと変わらない 1日の始まり