もうずっと長いこと 暗闇の中にいたから
光が眩しくて 目が開けられない
産まれて来たときのことを憶えていたら
きっとこんな感じだったんだろうか
殻に閉じこもって 心を開かないことで
自分を守っているつもりになっていた
でも明るい場所へと 手を引いてくれたのは
間違いなくきみだったんだ
きみが笑う ただそれだけで
みぞおちの辺りが 落ち着かなくなる
足下に出来た影を確かめたら
初めて生きていることを身体で感じた
いつかその気持ちが 愛と呼べなくなっても
僕はそのきみを丸ごと愛そうと思う
きみが教えてくれた 光の下で
惜しみなくきみが しあわせでありますように